2,500万ドルのネズミ講を推進した根菜類

マーガレット・ウォーターベリー著

ニンジンとジャガイモが根菜の殿堂の中で一年中大活躍する野菜であるとすれば、サンチョークはパートタイムの脇役のようなものです。秋になるとファーマーズマーケットや青果コーナーの隠れた一角に並びますが、春になってより新鮮で環境に優しいものが登場すると、静かに棚から消えます。近所のお店で見かけない場合は、外に出て見て回ると運が良くなるかもしれません。北アメリカの多くの地域で、サンチョークは野生で伸び伸びと成長し、毎年夏に高さ8フィートの明るい黄色の花の新芽を出し、草原、牧草地、道端に熱心に広がります。

北中米原産のヒマワリの親戚であるサンチョークは、土壌や場所にこだわりません。毎年、先住民族が豊富な炭水化物源として長年利用してきた、皮が薄くナッツのような風味の塊茎が大量に生産されます。エルサレムアーティチョークとも呼ばれますが、地中海のアーティチョークやエルサレムの都市とは何の関係もありません。ただ漠然とアーティチョークに似た風味と、英語話者にとって大まかに「エルサレム」のように聞こえるイタリア語の名前「ジラソーレ」があるだけです。

サンチョークはレストランのメニューに時々登場するにもかかわらず、アメリカの野菜の中でも「目立たない」端にしっかりと残っています。 USDAは米国でのサンチョークの生産量を追跡しておらず、農家にとってサンチョークがミント、タロイモ、エスカロールやエンダイブよりも経済的に重要度がさらに低いことを示唆している。しかし 1980 年代、中西部北部では、農業危機、キリスト教福音主義、マルチ商法による紙面上の見事な約束、そしてできるだけ早く金を儲けたいという浮遊する強力な願望という力の組み合わせが共謀して、アメリカ資本主義の鼓動の中心への、短く奇妙な旅の暗礁に乗り上げた。

1970 年代初頭はアメリカの農家にとって好景気の年でした。ソ連との新たな貿易協定を通じたものなど、アメリカ穀物に対する世界的な需要が非常に高く、価格が高騰した。たとえば、1971 年には、農家は 1 ブッシェルのトウモロコシを平均 1.08 ドルで販売できました。 1974 年までに、彼らは 1 ブッシェルあたり 3.02 ドルを得るようになり、価格はほぼ 3 倍になりました。

歳入が増加するにつれ、連邦政策により農家は安定を犠牲にして生産量を増やすよう促された。ニクソン大統領の農務長官アール・バッツ氏は、「フェンスロウからフェンスロウまで植えなさい」、そして「大きくなるか、さもなくば出て行け」と勧めた。税額控除、有利な減価償却制度、キャピタルゲイン税の軽減により、農家は土地、設備、種子をさらに購入するために巨額の借金を負うようになりました。

しかし、良い時代は長くは続きませんでした。 1980年初頭、ソ連がアフガニスタンに侵攻した後、カーター政権はソ連への穀物の輸出を禁輸した。アメリカの農家の価格はすぐに下がり始めた。ポール・フォルカー率いる連邦準備銀行がインフレと闘おうとしたため、連邦金利も歴史的高値に達し、一時は19％を超えた。中西部の農地価格が暴落する中、燃料費が高騰し、農家は借り入れできる自己資本が少なくなった。突然、農家は、収入の激減、日々の運営費の増加、そして財産を水没させるほどの高金利の負債という、いくつかの困難を抱えていることに気づきました。 USDAによれば、その結果は「米国の農業部門にとって1930年代の大恐慌以来最も深刻な財政的ストレス」となった。

アメリカの主流農業は明らかに機能していなかった。その結果、良いアイデアも悪いアイデアも、まったく奇妙なアイデアも含めて、新しいアイデアがあちこちに現れました。祖父母が実践していた多角的な小規模農業への回帰を主張する人もいた。多年生多年生栽培、不耕起農業、有機農業などの技術を提案した人もいます。「エネルギー農家」たちは、石油ではなく、農場で肥料、ガマ、木材、トウモロコシ、さらには光合成そのものなどの資源から作られる燃料（エタノールやメタン）によって電力を供給される未来のアメリカを思い描くことで、この仮定法的なムードを利用した。このエネルギー自給自足の見通しは、農民にとって特に魅力的でした。原油価格の高騰により、トラクターに燃料を充填し、石油ベースの肥料を散布するのに費用がかかりました。さらに、彼らは商品経済の経験豊富な参加者として、受け取る側の場合、価格の高さはまったく問題にならないことをよく知っていました。

そこで、フレッド・ヘンドリクソンとジェームス・ドワイヤーが、農業の多くの問題の解決策としてサンチョークを推進するために、1981 年 10 月にアメリカン・エナジー・ファーミング・システムズ (AEFS) という会社を設立したとき、農民たちは彼らの声に耳を傾ける用意ができていました。二人とも実際に農業の経験がなかったのは気にしないでください。ヘンドリクソンは弁護士、不動産開発者、夢想家でしたが、1970 年代後半に農業用アルコール燃料のアイデアに深く夢中になりました。彼は請負業者のジェームズ・ドワイヤーと出会い、ドワイヤーがサウスダコタ州の旧米軍弾薬庫跡地にヘンドリクソンの理想郷的農業協同組合のビジョンを建設するのを手伝うと申し出た。それが失敗に終わったとき、ヘンドリクソンさんは、家の裏の路地で手入れもされずに繁茂しているのを観察したキクイモに目を移した。やがて、彼はサンチョークが「OPECに対するエネルギー農業の答え」であると信じるようになった。

ドワイヤーはヘンドリクソンの最初の改宗者の一人だった。彼の請負業もインフレとガソリン価格の高騰によって圧迫されていた。さらに、このアイデアは彼のプレッパー気質にもアピールしました。金融危機に動揺し、慢性的な欠乏の未来が差し迫っていると確信した彼は、風車、太陽エネルギー、食糧と弾薬を蓄えたサバイバルバンカー、庭中に埋められた32,000ガロンの燃料タンクを備えた田舎の家を自分で建てた。。ヘンドリクソンに会ったとき、彼はサンチョークによるエネルギー自立というビジョンに魅了され、少なくとも 20 エーカーの土地に植えるのに十分な 20,000 ドル相当の種子を注文しました。ヘンドリクソンとドワイヤーは共に、堅固な福音主義的キリスト教信仰、強い起業家精神、そして「石油と政府の大国が国家を支配し、国家とアメリカの田舎の社会的、道徳的構造を破壊している」という信念を共有していた、とジョセフは書いている。 A. Amato は 1993 年の著書『The Great Jerusalem Artichoke Circus: The Buy and Selling of the Rural American Dream』の中でこう述べています。

AEFS は、サンチョークを農家の多くの問題に対する完璧な解決策と位置づけました。高価な肥料を使わなくても栽培は簡単で、生産性は非常に高かった。炭水化物が豊富なその塊茎（正確にはショウガのような根茎）は、燃料エタノールの理想的な供給源であった（エタノール生産者がそれらを処理する方法を見つけ、アメリカの消費者が燃料エタノールを要求し始めている限り）。角を曲がったところにあります）。その多くの驚くべき特性の結果、サンチョークの種子塊茎には莫大な需要があったことは間違いありません。他の栽培者がほぼ確実に欲しがるであろう種塊茎を早期に入手して栽培することで、農家は米国のエネルギー自立という聖杯を達成すると同時に、非常に裕福になることができるだろう。

「AEFSは『金儲け』の目的でキクイモを農家に販売することだけに興味があるわけではない」とヘンドリクソン氏は、AEFSにインスピレーションを与えたもう一つの直販会社アムウェイに関する記事の欄外に書いた。「しかし、その創設者であるジェームス・ドワイヤーとフレッド・ヘンドリクソンは、最初にエルサレム・アーティチョーク栽培プログラムに参加する農家が大金を稼ぐことを最初に認めた人です。」

他の優れた詐欺と同様、そこには真実の核心が含まれていました。サンチョークは本当に生産性が高く、栽培が簡単です。実際、非常に簡単なので、多くの園芸家がサンチョークを侵略的境界線上にあると考えています。そして理論的にはエタノールに変換できる炭水化物が実際に豊富に含まれています。問題は、それらがイヌリンと呼ばれる特定の種類の炭水化物であり、標準的な酵母はそれ自体では発酵できないことです。代わりに、出芽酵母が炭水化物をアルコールに変える働きをする前に、酸と熱で処理する必要があります。これは乗り越えられないハードルではない――欧州のいくつかの蒸留所と米国の少数の生産者がサンチョークベースの蒸留酒を製造している――だが、AEFSが農家に栽培を委託したこれらすべてのサンチョークを実際に処理するための燃料エタノール施設は1980年代には存在せず、また、サンチョークに対する大きな消費者の需要もなかった。燃料エタノール。

明確な需要がないため、AEFS はマーケティングに全神経を注ぎました。福音派キリスト教の言葉が染み込んだピッチは、キクイモの繁栄の福音を全土に広めるために設計されました。同社の主要コンサルタントの一人であるローウェル・デイル・クレイマー牧師は、1982年6月に開催された同社の第1回全国生産者大会で講演し、出席者にアナグラム「お金」を思い出すよう促した。「Mは神が私のためであることを意味し、私は神の計画の中で生きなければならない。 O はキクイモが私に与えてくれた機会を表します。N は神に身を委ねる必要性を表します。E はあなたの内にあるエネルギーに相当します。それは OPEC のすべての力よりも大きく、あなたの神、国家、世代に奉仕します。Y は信仰を働かせなければならないあなたのために。」

AEFS は当初繁栄しました。中西部北部全域の何百もの農民が、サンチョークの種子塊茎を栽培することに署名しました。契約では、既存の AEFS 栽培者から種子を 1 ポンドあたり 1.20 ドルという高額で購入し、その後、最初の 3 年間の売上の 40 ～ 50 パーセントを AEFS 栽培者に支払うことが求められました。 AEFS と引き換えに「マーケティングサービス」を提供します。この計画に新たに栽培者を採用するたびに、彼らは追加の手数料を獲得することになるが、その手数料は、その新規採用者がこの目的のためにさらに多くの農家を採用するにつれて増加することになる。理論上、塊茎が確実な経済的安全の未来につながることは明らかで、まさに大地からの摂理の贈り物でした。確かに市場はまだ開拓されていませんでした。しかし、そうなるでしょう。農民がしなければならなかったのは、信じることだけだった。「AEFS では、私たちは信者の家族です」と同社の企業理念は述べています。「私たちは神を信じ、アメリカを信じ、農家を信じ、そしてキクイモを信じます。」

同社のわずか 2 年間の事業期間中に、ダコタ州、ミネソタ州、アイオワ州、ウィスコンシン州を中心とする中西部の 2,500 の農家が、AEFS 向けの種子塊茎の栽培に署名しました。合計すると、彼らは会社に 2,500 万ドルを支払ったことになります。ヘンドリクソンとドウィアーはお金で泳ぎ、オフィスや自社農場を購入し、ワインを飲み、食事をし、エルサレムアーティチョークという奇跡を売り込むためにミネソタ州の本社に将来の栽培者たちを送り届ける専用飛行機を購入するなど、贅沢をした。しかし、最初の 1 年以内に、AEFS の財務状況は不安定になり始めました。このビジネスの構造の中心には根本的な欠陥がありました。初期の栽培者が報酬を得るために、種塊茎の栽培に登録する農家の数が増え続ける必要がありました。チェス盤と米粒のたとえ話をよく知っている人なら誰でも、指数関数的な成長がうまくいくことを知っています。

AEFS の内部予測が現実になるためには、同社は猛烈なペースで農家を採用し続ける必要がありました。 1982 年秋の社内メモの 1 つは、1980 年代の終わりまでに米国でサンチョークが 1 億エーカーで栽培される可能性があることを示唆していました。これはトウモロコシと同じ面積です。しかし、種子の潜在的な買い手は種子の供給者になりたい他の農家だけであり、その限られたプールは日に日に浅くなっている。

1982 年後半までに、サンチョークを使用しても誰も億万長者になれる可能性は低いことが明らかになりました。 1983 年 5 月 23 日、AEFS は破産を宣言しました。畑にサンチョークを植えた生産者は、ほとんど買い手がつかなくなった。例外？ヘンドリクソンが設立したAgriculture Growth Industries, Inc.という会社は、キクイモの葉に1トン当たり25ドルを提示したが、これは干し草の価格よりもさらに安い。

ドワイヤー、ヘンドリクソン、そしてAEFSの他のマネージャーにとってはさらに悪いことが起こった。 1984年、ミネソタ州マクロード郡の弁護士ピーター・カサルは、AEFSに対する告訴を審理するために大陪審を招集した。ドワイト、ヘンドリクソン、彼らのコンサルタントであるクレイマーは、企業資産の流用、窃盗、詐欺による窃盗の罪で起訴された。ドワイヤーは詐欺による窃盗の罪を認めた。ヘンドリクソンは陪審裁判で詐欺的窃盗と詐欺的窃盗の共謀で有罪となり、クレイマーも窃盗と詐欺的窃盗の罪で有罪となった。

AEFS の欺瞞にもかかわらず、なぜ農民たち（そのほとんどは商品市場に対して全く無知ではなかった）がそれに騙されたのか不思議に思うのは当然のことと思われる。確立されたバイヤーが存在しない製品を成長させるためになぜサインオンするのでしょうか? 「どん底にいて、未来がないと思われたときに、何かを掴もうとするのが人間の本性だと思います。当時も人々は非常に極端な政治的メッセージに敏感でした」とパメラ・ライニー・ケアバーグ博士は語った。アイオワ州立大学の歴史学教授であり、『When a Dream Dies: Agriculture, Iowa, and the Farm Crisis of the 1980s』の著者。

家族経営の農場、特に家族が何世代にもわたって営んできた農場は、非常に強力な感情の象徴でした。多くの農家は、農業危機により良い選択肢がなくなったと感じていました。「もし彼らがその土地を失ったら、両親、祖父母、曽祖父母、そしてその子供たちをがっかりさせることになるでしょう。だから、あなたがひどく窮地に陥ったとき、恐怖を感じたとき、自分自身を恥じたとき」、絶望的なことにたくさん挑戦することになるでしょう」とライニー・ケアバーグ氏は語った。

それに、新しい作物がアメリカの農業を変えたのはこれが初めてではなかったでしょう。 1930 年代には非常に生産性の高いハイブリッドコーンが導入され、1960 年代には大豆が国内で 2 番目に価値のある作物になりました。サンチョークが次の大豆にならない理由はありませんでした。そしてもちろん、アメリカには、まず製品を作り、次にその製品の需要を開拓するという長い伝統があります。「もし AEFS が、実証された用途のない製品に基づいて構築されたスキームだとしたら、その点で、他の 1,000 の成功した工業製品とどう違うのでしょうか?」ポール・グルーショーはアマトの本の序文でこう尋ねている。言い換えれば、市場があなたを捕まえてくれると信じて飛躍することです。

これらのサクサクしたエルサレムアーティチョークは、熟成バルサミコと組み合わされて、甘くてナッツのような風味を増幅させます。

キクイモの独特のナッツのような風味と、生ではサクサク、調理するとでんぷん質の独特の食感が好まれやすいです。ザ・スー・シェフの創始者でシェフのショーン・シャーマン氏は、サンチョークをチップスにする、脱水する、茹でる、小麦粉に挽く、ローストするなど、さまざまな方法でメニューに使用してきたと語る。品種によって形も色も異なり、こぶし大の節くれだった淡い黄褐色のものから、深いバーガンディ色の肌を持つ滑らかでエレガントな根茎まであります。「とても美しいと思います」とシャーマンは言う。「シンプルに焼くのが好きなんです。とにかくこぶが好きなんです。」

では、なぜAEFSの大失敗後、それらが主流の食品として普及しなかったのでしょうか? サンチョークは生産性が高く、美味しく、栽培が簡単ですが、皮が薄いため、機械で収穫するのが困難です。また、保存性もあまり良くなく、数週間以上保存するには特定の温度と湿度の条件が必要です。さらに、サンチョークはガスポンプで石油を置き換えることはできませんでしたが、別の種類のガスを生成することで悪名高く、「ファーティチョーク」という残念なあだ名が付けられています。 17世紀のイギリスの植物学者ジョン・グッドイヤーは、「それらは体内をかき回し、不潔で忌まわしい風を引き起こす」と不満を述べた。その一部は結局は個人の反応に起因するようです。逸話によると、サンチョークを何の悪影響もなく喜んで食べられる人もいれば、同じ料理をむしゃむしゃ食べて悲惨な気分になる人もいます。

その原因は人間にとってほとんど消化できないイヌリンですが、腸内細菌の一部がそれを味わい、大量のガスを生成して反応することが判明しました。鼓腸は恥ずかしいかもしれませんが、健康にとって何らかの利点があることを示している可能性もあります。マウスを対象とした2020年の研究では、キクイモには多量のイヌリンが含まれていることもあり、「腸の健康を促進するのに優れている可能性がある」ことが示唆されている。同じイヌリン含有量により、サンチョークの血糖指数がジャガイモ、ニンジン、パースニップなどの他の根菜よりも低くなります。

サンチョークが好きなら、必ずしもその副作用を我慢する必要はありません。シード・セイバーズ・エクスチェンジの保存担当ディレクター、マイケル・ウォッシュバーン氏は、サンチョークの消化率を最大限に高めるための調理法について、数回霜が降りるまで収穫を待つとか、調理中に酸にさらすなど、さまざまな説を聞いたことがあると語る。サンチョークはエタノールを生成するために発酵前に酸で処理する必要があるが、サンチョークをレモン汁を加えた水で煮たり、酢に漬けたりすると、酸加水分解と呼ばれるプロセスを経て、難消化性のイヌリンの一部が消化可能な糖に変換される。胃腸への影響を中和するために乳酸発酵や塩水に浸すことを求める人もいます。もちろん、走行距離は人によって異なる場合があり、体がどのように反応するかを確実に知る唯一の方法は、実験することです。

良いニュースは、実験には非常においしいものになる可能性があるということです。バターとハーブで煮て裏ごしすると、シルキーでありながらふわっとしたマッシュが生まれ、フライパンで焼いたポークチョップやローストサーモンの塊に最適な土台となります。オリーブオイルでローストすると、カリカリとした歯ごたえのあるキャラメル状の端に包まれた柔らかい内部が引き出されます。または、シャーマンのやり方に従って、ジャガイモから作ったものと同じくらい中毒性のある、砕けるほどカリカリのチップスに揚げる前に、薄くスライスしてください。ただ、すぐに車の燃料タンクを満タンにすることは期待しないでください。

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